書日記
9月。日仏学院の入り口に彼岸花が咲き始めます。赤色の墨を摺って甲骨文で
書いてみました。これからイメージを膨らませて10月21日(火)から始まる
展示会の作品を作ります。植物と甲骨文をテーマに書こうと考えています。
10月。お庭の紅葉はまだですが、秋らしい色合いの素敵な軸が出来上がりました。
今回も越野さんに作っていただきました。
11月16日から小堀遠州にちなんだ展示会をパリにあるギャラリーで行う予定で、
この軸はその展示会用に作りました。
庭の緑がいっそうと青々としてきた5月。
アトリエには6月の初めにパリで生け花の展示の際に掛ける軸。
今月中にはパリへ送ります。
桜が咲き始めた。三月中旬。
「雨」と書いたスクリーンの後ろに映る桜と青空。
友人のフランス人が桜の花を生けてくれました。後ろの掛軸には、イェーツの詩。
2月中旬の冬の真っただ中、お花屋さんでは既に桜が入荷していたとのこと。
「月、草、雨」
甲骨文字で、麻布に。スクリーンに影を映し込む冬の午後。